知ってみたら素敵な安心な世界

私の背中を押してくれた友人の言葉。

『グレーってことば安心かもしれないけど、発達障害のことをあまり、知らないのに(知ろうともせず)グレーっていうのなんか変じゃない?


黒と白どっちも知ってるけど、やっぱりグレーだな、ならわかるけど…』


元々、百貨店で同期だった友達。

今は資格を取って医療系の道に進み頑張ってる。

彼はいつも多くは語らないけど、私が悩んでる時、

多くの友達は『大丈夫よー』って寄り添ってくれる中、彼なりの独特の視点、感性で、みんながなかなか言ってくれない結構痺れるけど、超的確な確信をついたことをいつも言ってくれる私にとって、貴重な助言者だ。


発達障害の検査を受けて、医師からも

『わからない、いわゆるグレーゾーンってやつですね』

と言われ、そっかーくらいで終わらしていた。

ネットで、『自閉症 偏食』と調べたらかなり希望の光となる情報が見つかって、そこで終わってた。

でも、彼の言葉を聞いて、『もっと発達障害のことを知らなきゃ!知りたい!知ろう!』となぜか思った。


一般的な発達障害の参考書に始まり、

自閉症の方がどんな感覚で世界が見えてるのか

その保護者の方がどんな気持ちで子どもと向き合い暮らしているのか

たくさんの本を読んだ。

私は、発達障害を本当に知ろうとするまでは、

『障害』ってことばにすごくビビってた。


それを知って、やっぱり発達障害だ、って気づくことは『娘は障害がある』って認めるようで怖かったから。

グレーっていう曖昧にしておく方が安心だったんだ。

でも、たくさんの本を読む中で、その子どもたちの素直で優しくピュアな心、保護者の方の心の強さ触れて

私の中の怖さは次第になくなっていった。

今は、発達障害のお子さんが通う放課後ディの栄養相談のボランティアに参加させてもらって、私自身が先輩お母さんからいつも元気をもらってる。

昨日も隣町で開催された療育施設に通うお子さんをお持ちのお母さんたちの情報交換の場に参加させてもらった。

どのお母さんも、ほんとに悩んだり、苦労してお子さんと向き合われてきたからこそ

『少々のことはいいんです!

ほんとに、元気に生きてててくれれば✨✨』


これは、決して諦めからの言葉ではなく、子どもへ向けた

『あなたは、あなたのままでいいんだよ❤︎』


って究極の愛に私はいつも聞こえる。

だから、こんなお母さんの中で話をしてると

『私もわたしでいいし、子どもも子どものままでいい』


ほんとに肩のチカラが抜けて、楽になる✨


そして、午後幼稚園にお迎えに行くと、

『今日、初めてご飯以外のものを給食で食べました!!』

と先生から報告が✨✨

給食のメニューは、とりあえず、白米があるかないかのチェックはしてるけど、おかずは食べないから全く把握してない。笑

ごはん以外っていうから、揚げ物かな?って思ってメニュー見たら

『肉団子の甘酢あん』


揚げてないじゃん!?

肉(ミンチ)!?

甘酢!?

感触も食材も味も娘にとっては全て未知のもの!!


すごすぎる😍


はじめ、口にするのはきっとこわかったよね。

でも、はじめての味や食感もいざ口にいれてみたら少し怖さが癒えたかな。


一気に1つも2つも克服できたね✨
すごい😍すごすぎる✨✨


そして、仕事から帰ってきた旦那さんに

『今日はわが家にビックニュースがあるよ!なんだと思う?』


っていうと、しばらく考えて

『玲奈がなんか新しいもの食べた?!』と即答。


ビックニュースって言ったら、わたしだったら臨時収入?とか思っちゃいそうだけど、それを1番に答えてくれる旦那さん😘

多くは語らない人だけど、いつも子どものこと思ってくれてるんだねってなんか嬉しくなったよ✨✨


そして、こうやって新たなものを食べれたっていうことでこんなに家族で喜べること。

これから、きっと少しずつ増えていく中で、この喜びを宝くじが当たったかのように(笑)こんなにもいつもみんなで喜べる家族がいるって幸せだなって心から思った💕
(2歳の息子も拍手してた😍)

これを食べれた経緯はまた改めて書こうと思います。



『ちゃんとした食事にしなきゃ!』をやめた管理栄養士。超偏食の娘が教えてくれてる本当に大切な食事とは〜

ママは管理栄養士。その子どもたちは超偏食だった。 世間で正しいと言われるちゃんとした食事(カロリーや栄養素など)を伝えることが仕事だった私。その知識は全くわが子に通用しなかった。 そんな日々に悩み、そこからたくさんの気づきをもらっている真っ最中。そしてその記録 『食育』で育つのはカラダだけじゃなかった。 カロリーや栄養素よりも大切なことがあった。

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