1歳半〜2歳の頃は、『娘が食べない』ことにとにかく焦り、なんとかしなきゃ!って
いろんな人に相談してた。
でも、もらったアドバイスは、全然通用しなくて
『一回にいれる量が多すぎじゃない?』
(食べないから、つい一回でたくさんいれてしまう)
『お腹すかせてあげてないからかな?』
『食べにくい形態なのかな?』
『こうしてみたら?』
私自身、気持ちに余裕がなかったから、
みんな悪意なんて絶対なかったし、よかれと思ってしてくれてたアドバイスだって今ではわかるけど
当時は、そういうアドバイスは、私がダメだからって責められてるような気持ちになって
『誰もこの気持ちはわかってくれない!』って本当に思ってて
勝手に孤独を感じて、
人と距離をとって
いつの間にか誰にも相談もしなくなって。
いつからか、人に相談をするのが怖くなった てしまった。
いつも1人でネットや本を読んで自分なりに納得のいく答えを探してた。
独身の頃は、家にいることなんてほぼなくて、いつも誰かと一緒だった私は
こんな1人の時間、自分と向き合った時間は生まれてはじめてだった。
本なんて嫌いだった私がこの期間どれほど本を読んだんだろう。
本は私を責めたりしない。
嫌なことが書いてあれば、そのページやその本を読まなけばいいだけ。
大切な人や誰かからのアドバイスだと、
『せっかく言ってくれたから』
とか
『ちゃんと聞かないからダメなのかな?』っ
て自分を責めちゃってたから。
本はほんとに私の心の支えだった。
そして、このゆっくりと自分と向き合う時間のおかげで、
いつも人の意見に一喜一憂してた私が、
『自分はどうしたいのか!!』
自分をたくさん知ることができた。
何より怖かったのが、娘を幼稚園にいれること。
『みんなと同じように食べれないけど大丈夫?』
『普通の幼稚園に行かせたら、無理やり食べさせられるのかな?』
考えれば考えるほど不安になった。
実際、幼稚園にはいってみて、とても素敵な担任の先生との出逢いがあった。
その先生はいつも一緒に寄り添ってくれて、
ゆっくりゆっくり娘のペースに合わせて
細かいところまで気を使ってくれて
日々のほんとにほんとに小さな変化にも気づいてくれる。
その上で先生の中での気づきをシェアしてくれる。
この先生に出逢って、ほんとに嬉しくて涙が出た。
家族以外の人が、こんなにも娘に寄り添おうとしてくれることに本当に感動した。
(よく話を聞いてみると、先生も娘さんが食べないことで悩んでいたみたい)
ずっと誰もわかってくれない孤独だと思い込んでた私に
こんな優しい世界もあるんだよって教えてくれた。
きっと今思うと、『偏食を改善するための』答えが欲しかったんじゃなくて、
『わかるよ!
大変だよね!
でも、大丈夫だよ!
一緒にがんばろうね!』
って
『共感』
してもらいたかったんだなって思う。
いつも旦那さんは共感してくれてたけど、一緒になんとかしてよ!って勝手にイライラして、旦那さんの優しさを受け取れてなかったことにも気づいた。
いつも寄り添ってくれてたんだね。
旦那さんと食べる食事はいつも楽しそう✨
私は、医療ドラマが大好きなんだけど、なにかのドラマの中で
『楽しいことは、今、出逢った人でも共有できる。
でも、ほんとに苦しいことや悲しいことは誰とでも共有できるものではない。』
確かにそうかもしれないと思った。
自分も同じ苦しみを感じたからこそ、わかる気持ち。
その人のことが大切だから、その苦しみに真剣に寄り添いたいと思える気持ち。
一緒に楽しいことをできる仲間も素敵だけど、さらに『一緒に苦しいことや悲しいことも共感できる人、仲間』っていいね❤︎
お母さんたちが、そんな仲間と出逢える場所、これから作っていこう!
たくさんある私の夢の中の1つ❤︎
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