8月にこのブログを始めて約3ヶ月。
ブログを始めたことの恩恵の1つとして、
私とも娘とも息子ともちゃんと向き合うことができるようなった。
『周りの目を気にして正しいことを躾するいいお母さんをやめて、
この子たちの思うこと感覚を尊重する
この子たちの個性を守るお母さんでいたい』
と書くたびに思いが膨らんできた。
外に出れば、つい、いいお母さんをしなきゃと思う私がでてくることもたくさんあるけど
その度に、葛藤しながらも
子どもたちを観察し、グッとこらえたり
見守る練習をしてきた。
『躾しないと好き勝手ワガママになってしまう』と思っていたけど
今のところそんなことはなくて、
無理に教えようとしなくても
娘は、ちゃんと本人なりに物事の善悪や人を想う気持ちを少しずつ学んでいるのを感じる。
いろんな人から
『娘ちゃん、ほんと表情変わったね』
『自発的にチャレンジすることが増えたね』と言われることが増えた。
そして、何より私が子どもにイライラすることが減ってとても穏やかになって
ただただ子どもたちが可愛い♡と思う時間が増えた。
(もちろんまだイライラすることはあるけどね)
そして、昨日は、確実に私の中の軸が強くなったと思えること出来事があった。
娘の通っている幼稚園で年に数回発達の専門の先生が子どもたちの様子をみて、
気になる子がいたら声をかけてくれるという機会があるそうだ。
もちろん、給食で米しか食べない娘は、みてもらうチェックリストに名前が挙がっていて。
昨日はその先生の訪問日だった。
そして、担任の先生から
『専門の先生からみて、感覚の面で気になり、やはり自閉傾向があるかな?』
という、見解でしたといわれた。
一度疑った自閉症スペクトラム。
自分なりに調べて、コミュニケーション能力も高いし、
偏食以外は問題ないし大丈夫と思っていた。
そして、何より、初めて、スペクトラムかも?って思った時はすごくすごく凹んだ。
自閉=コミュニケーションが苦手ではなくて、
先生曰く、このスペクトラムも1つじゃなくて、いろんな症状があるらしい。
娘は感覚に関して、特に傾向が強いのではないかと昨日は言われた。
食べること以外、気になることがないと思っていたけど、
折り紙遊びの時間、指先の使い方が気になる(感覚的に未発達かも)
椅子の座り方が安定してない(体幹が弱い)
私もまだ詳しくはわからないけど、専門の先生の見解からみると、
食べること以外にも気になることがあるようだ。
そして、月に2回くらい療育に行ってみては?と提案してもらった。
この時に、確実に以前の私との違いを感じた。
以前なら、
『自閉傾向かも?』って言われたら、しばらく立ち直れないくらい凹んでたんだけど
すごく淡々としている私がいて
もしそうだとしても
『この子の価値が何もかわるわけじゃない』
と受け止めてる私がいた。
自分でもビックリしたけど、ほんとどっしりとしてた。
そして、『療育』って言葉を聞くと
『うちの子やっぱりおかしいのかな?』と不安に思ってた2年前。
今回は、
『それで娘がより楽になるなら行ってみようかな』と自然と思えた。
娘の場合は、人に迷惑をかけることじゃなくて、自分自身の問題だからと見守って特に何もするつもりもなかったけど、
『このままだと本人がしんどさを感じることが増えるかもしれない』
と言われたので、新たに療育も視野にいれて考えてみようと前向きに思う。
今は年少でクレヨンやスプーンの使用だけど、進級とともに筆や箸にかわったときに
感覚に問題があるとうまく使えないとかでてくることもあるらしい。
そして、口の力が弱いのか舌がよく前に出てることもあったり、
ストローを飲む時赤ちゃんみたいに巻きつけて飲むのも
筋力や感覚の発達につながっているかも?
だから噛む力が弱いから食べることも難しいのかも。
などいろいろ教えてもらえた。
視覚や食べることだけの問題だと思ってたけど、いろいろあるんだね。
知るのが怖かったことも
好きな人ことはなんでも知りたい、知れると嬉しいっていうような感覚で
最近は子どもたちのいろんなことが知れるのが嬉しく思える。
(前は自分にとって都合の悪いことはできれば聞きたくなかった)
何を誰に言われたとしても
『私のかわいい子どもたちの価値は何も変らない』
(子どもを否定されてるわけでもない)
2年前、少しのことで一喜一憂してた私がこんな変わるなんて。
悩んで悩んで悩み抜いてきたからこその至れた境地なのかな。
そう思うとあんな地獄のような日々も少しだけ愛おしい。
私は子どもと一緒にちゃんと成長できてる。
子育てって、仕事みたいに結果がすぐ見えなかったり
どんなに頑張っても正解もわからないし、
誰かが褒めてくれるわけでもない。
私何してるんだろう?って思うこともよくあるけど
昨日はなんか
『子育てって素敵だなー』ってふと思えた。
何を誰に言われても
『私のかわいい子どもたちの価値は何も変わらない』
だから、そこでよりよい方向に進むためには?と常に自分や子どもに問いかけながら進んでいく。
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