新たなものが食べれた日

わが家では、作って食卓に出したおかずを子どもたちが食べてくれることは


ほぼない。


『よく家族で同じものを一緒に食べましょう』と言いますが


わが家では大人の食事と子どもの食事は内容は違ってて、

子どもが必ず食べれるものを出し、


大人のおかずを『これも食べてみる?』って聞いて


『食べる』といえば、ラッキーというような日常です。

息子は、とりあえず口にいれてみて、吐き出さなければ食べれた!というような感じ。



こんなの甘やかしすぎなのかな?って思ってた時期もあったけど、

いくら粘っても食べない。

『食べるかな?って作っても食べずに捨てる』

この繰り返しに私は疲れてしまった。

『食べれるものを食べれるだけ』


食べてくれればいい。


わが家では、まず『食べる』ということが目標なのです。


いつからか、食べることに全く興味を示さない子に


『座って食べる』

『なんでも食べる』

『よく噛んで食べる』


これは、あまりにもお互いにハードルが高すぎることに気づいた。

このレベルをわが子に求めるのは、

『幼稚園の子に因数分解教えてるようなものだよ』

と旦那に言われて

そうかもしれないと思った。

だから、まずは『なんでもいいから、食べる』

『食べたいと思う意欲を育てる』

これは、諦めではなく、今私たちに無理なくできるベストな選択だった。


そして、作ったものを食べてくれるラッキーは、ごく稀に起こる。


そして、ずっとそれを食べる場合もあるし、ある日いきなり食べなくなることもある。

『昨日まで食べてたのになんで?』と思ってたこともあったけど、

これもよく起こりうることと思えるようになった。


そして、昨日、久々にわが家にラッキーが起こった!!

たまたまランチに出かけた時、白味噌のお味噌汁がとっても美味しくて、

わが家も白味噌でお味噌汁を作ろうと白味噌を買って帰ってお味噌汁を作った。

そしたら、最近お味噌汁を食べなくなっていた息子が、食べたー!!

『おいちー』って欲しがり、ごくごく飲んでた!!

固いものが苦手なので、野菜を柔らかく炊いていれてみると、野菜も食べたー!!
(野菜は2人ともほぼ食べない)

わが家にとっては、何か新しいものが食べれた時は、ビックニュースだ。

パパといつも子どもたちをみてくれるばーばに伝えると、みんなほんとに大喜びをしてくれる。

こんな日は、わが家にとってはお祝いしたくなるくらいとっても嬉しい日なのです。

『ちゃんとした食事にしなきゃ!』をやめた管理栄養士。超偏食の娘が教えてくれてる本当に大切な食事とは〜

ママは管理栄養士。その子どもたちは超偏食だった。 世間で正しいと言われるちゃんとした食事(カロリーや栄養素など)を伝えることが仕事だった私。その知識は全くわが子に通用しなかった。 そんな日々に悩み、そこからたくさんの気づきをもらっている真っ最中。そしてその記録 『食育』で育つのはカラダだけじゃなかった。 カロリーや栄養素よりも大切なことがあった。

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