『子どもの心とカラダは食べたものでできている』
子育てをするまでは、『食育って大切なんだー』くらいに思ってた何気ないこのことば。
実際、食べない子どもを育てるお母さんにとっては、このことばは呪いのように重くて苦しいことばだった。
3歳までの食事が大切っていう言葉も同様に。
もし、ほんとにそうなら、娘は3歳までの主となる構成成分は、白米とあんぱんまんジュースと野菜生活(紫と黄色)だ。笑笑
この先のことはわからないけど、
でも、今ところは、心もカラダも健康。
(途中、私が正しさを押しつけすぎて、娘の心を奪いかけてしまったことはあったけど)
旦那さんに、
『将来、病気に100%なるかなんて誰にもわからない。
ちゃんとしてても病気になる人もいるかもしれないし、ちゃんとしてないのに、病気にならない人もいるかもしれない。
先のことなんて誰にもわからないよ』
って言われて
『偏食だと絶対に病気になると思い込んでたけど、あくまでそうなる可能性もあるという統計学。
占いと同じでいいことだけ、信じよう』
と思えるようなって少し気が楽になった。
※そう思えるようになって、偏食だけど、世界で活躍してる人の話を聞くこともできて、目の前が明るくなった。
(またいつかの機会にこれも書きたいな)
話しは戻って、
この娘の主要構成成分となっているジュース。
『食べたいものを食べたい時に』をだいぶ尊重できるようになってきたけど、
このジュースに関しては、この2年間私を悩まし続けてき、今でもまだ正直納得はできてない部分もある。
管理栄養士として、働いていた頃
糖尿病の方の栄養相談をすることが多かった。
その時ジュースに関して
ペットボトルにスティックシュガーの入ったイラストを見せて、『糖分の多さ』を伝えたり
血糖値が急上昇し、血糖のコントロールを乱しやすくすること
依存性がありやめにくくなること
太りやすくなること
野菜ジュースは、野菜とは異なること
多くのデメリットを毎日のように伝えてきた私にとって、
ジュースのデメリットは、十分理解していたけど、逆にメリットは正直あまりわからなかった。
子育てが始まっても、
『ジュースは1日何本飲んでますか?』
『ジュースは飲み物ではないので、なるべくお茶を』
『虫歯になりますよ』
ここでも、ジュースのデメリットはわかるけど、飲むことのメリットは正直わからなかった。
お医者さんも、歯医者さんも、栄養士さんも、保健師さんも
誰1人、ジュースを欲しがり飲むことを推奨してくれる人は今までいなかった。
相談しても結局やっぱりよくないんだーっていう現実を突きつけられる。
そんな中、娘は目の前で毎日大量のジュースを欲しがるのだ。
欲しがるたびに、私は『こんなに飲ましていいはずがない』といつもイライラしてた。
でも、娘のジュースを手に入れるための執念は、ワガママのレベルを超え、
手に入れるまでおかしくなったかのように泣くのだ。
スーパーでお菓子を欲しがって泣くこともあるけど、泣き方が明らかにそれとは違う。
特に2歳の頃は、本当に手がつけれなくなる。
本当にお手上げ状態だった。
(今はこちらもなんとなくなぜ欲しがるのか理解できるようなり、対処しやすくはなってきた)
もうこの繰り返しに、私の方が折れてしまう。
正直今でも快くジュースをどうぞって渡せてない私がいるけど、
『娘がジュースを欲しがる理由』やそれをあげないことででてきた弊害も多々あった。
『特定のものしか食べない』
(アイスしか食べないというのは、2人くらい聞いたかな)
そういう子どもたちが、特定のものを欲しがる理由、それを制限しすぎた場合に生じる弊害について
何度かにわたって経験を書いてみようと思う。
つづく
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