心を楽にしてくれたもの 〜陰陽五行説〜

こんなことできたらいいな!と発見があったものの


どうすれば、


『自分を知り、自分に合う』を伝えれるんだろう?



正直、今の私にどうしたらうまく言葉にして、どんな形で伝えれるのかは、まだよくわからない。






私自身が、『自分を知る』大きなきっかけになったのは


薬膳を学ぶ中で出会った『陰陽五行思想』というもの


これにとてつもなく惹かれて、薬膳よりも本格的にこれを半年くらい学んだ。


学んだというと堅苦しいけど、惹かれて気づいたらそのことばかり研究してた。



知れば知るほど


今まで無意識すぎて気づかなかった自分や子どもたちを客観的な視点からたくさん知れた。


無意識に自分も人のことも
どれだけ責めていたかにも気づけた。



ずっと責めてた自分を認めれたことで、
不思議なことにまわりの人も認めれるようになって



見えていた世界が嘘のように変わった。


自分の波のような起伏の激しい感情さえも認めれて、うまく付き合えるようになった。

人の感情にも飲み込まれることも減り、その感情の本質をみようと思えるようになって

とても生きやすくなった。
この思想について、ことばにするのは、難しい。

とてもとてもザックリだけど

『世の中の全てのものは、いろんな共通点や性質から5つに分けることができる』
という考え方。

この考え方を元に医学、風水、易学などいろんな場面で発展している。

この考え方は、人にも当てはめることができる。



人の生まれながらにもつ素質などをこの思想を基に、もっともっと細かくみて、わかりやくしたものが動物占いだ。


私には、3歳年の離れた兄が1人います。

小さい頃からスポーツも勉強もできて

1度やると決めたことは簡単には途中でやめない。

そんな兄は周りからいつも褒められていました。
(私の目にはそう見えてた)


一方私は、

とにかくいろんなものに興味がある子どもでした。
(ちなみに娘もそっくり)

だから、次から次に、
『あれ、やりたい!これ、やりたい!』とやり始めては

すぐに飽きて続かない。


私は『何をしても続かない子』でした。


こんな兄と一緒に育ち、ずっとずっと

『何をしても続かない私は、本当にダメだ!』と約30年近く本気でおもって生きてきました。


私が目標を達成できない時は、


『続けれない性格のせい!


だから、次こそは、何が何でも続けなければいけない

そうじゃないと、また、親にもあんたは続かないと呆れられてしまう


もっと自分に厳しくして、次こそは次こそは、変わらないといけない』

といつも自分にムチをうつようになってました。
(無意識に)



でも、この陰陽五行を知って

そもそも
 
私には続けることよりも、

『自分の中での違和感を敏感にキャッチするのが得意だったこと。

その違和感のおかげで、どんどん新しいやり方をみつけるのが得意だったこと。

同じやり方に固執せず、違うやり方をするほうがあっている性質』

そして、元々すごく真面目で、自分のキャパを超えて頑張りすぎてしまうと、ウィークポイントである喉や鼻に不調がでやすいこと。
(いつもそうだった!!)

ということを知りました。


これを知った時の衝撃はすごかった!


『続かない、アレコレやりたい!私』をずっとずっと30年近くも責めてきたのに

私のやってきてたこと、間違ってなかったんだと初めて自分で自分を認めれた。

そして、あんな嫌いだった自分のことが愛おしくさえ思えたんだから。


ずっと、認めれなくて、苦しかったことを認めれた時の爽快感は今でも忘れません。


今は続かない自分を全く責めることはなくなってきました。


そして、同じように続かない娘を責めることもなくなりました。


『だって、娘もその素質なんだもんね』

って思えるようになれたから。


息子は兄のように『コツコツじっと続けること』があってるみたい。


こんな小さい頃から兄弟でも持ってる素質でこんなに性格も違うんだよね。



この考え方に出逢えてなかったら、

私から見た
息子は

『続けられるいい子、何をしてもうまくいく』


娘は
『私と一緒で続けれない自分に甘い子 そんなんじゃうまくいかない』


って娘の個性を殺してしまって、

私のように生きづらさを感じながら
『無理に頑張る大人』にさせてたかもしれない。



ただ、単に兄は1つのことを続けることが、素質にあっていたから無理なくできてたということ。



そんな兄がいいと思って、無理して続かないのに続けようとしてたからしんどかったんだ。


『目指す目標に向かって続けることが美徳だ』とさえおもっていた私は、


今思えば、栄養指導してきた時も

友達の相談に乗る時も

私の物差しでみた

『しんどくても続けないと意味がない!』

(私自身が続けるしんどさはわかるから、そのしんどい気持ちは誰よりも共感できたし、そこをサポートはできるという変な自信はあった)

みたいなスタイルだった。


でも、
今ならもっと多様性があってもいいと思える。



目指す目標は同じでもそこにたどり着く方法は、人それぞれきっとたくさんあるから。



『違和感をキャッチしたら、変化することで、楽しんで進んでいける人』


『先に知識を得ることで、納得して進んでいける人』


『頭で考えるよりも、感じるまま行動するほうがうまく行く人』



『人と一緒が安心。
人と比べながら自分の立ち位置を確認しながらゆっくり進むのがいい人』



『1つのことを続けることが得意で、続けることで達成感を味わえる人』


例え、『痩せる、痩せたい』って目標は同じでも、


そこに至る方法や手段は決して1つではない。



この『あなたに合う』を一緒に見つけれた時が私の最高に嬉しくて幸せな時間だ。




『自分を知り、自分に合うものを選ぶこと』は


必要以上に自分を責めることなく、自分に素直に生きていける。


これは、自分の強みを最大限に活かすことだと思う。



この考え方に出逢えたおかげで


私は、もっともっと柔軟になれる。



元々、私は『人』が大好きだった。




人と自分との違いを知ることで、 


さらにもっともっと『人』が好きになった。


人との出逢いは、私自身の考えをもっともっと自由に拡げてくれるから。


『こうでなければいけない』に囚われて
自分や人を狭めてた頃の私に


まだまだ知らなかった

『こんな考え方もあるんだー』

『こんなやり方もあるんだー』

って世界を見せてあげたい。



『みんな違ってみんないい』子育てしてると必ず聞くキーワード。



素直にその言葉を受け取れたらいいけど


私は、頭ではわかってても、なかなか腑に落とせなかった。


『無理やりそう思い込んで子どもの個性を認めよう』と必死だったけど

この考え方に出逢えたおかげで

本当にその違いって素晴らしいものなんだって思えるようになれた。

人のココロやカラダを知るのが本当に楽しい。

自分を知ることで、強みを活かして


弱いところ、苦手なところはムチを打つんではなくて、優しくいたわってあげたい。


これが今素直に思うこと。


また、これも変化していくのかもしれないけど、変化する自分も今なら認めれる。


まだまだ絶賛自分探し中です。笑笑




『ちゃんとした食事にしなきゃ!』をやめた管理栄養士。超偏食の娘が教えてくれてる本当に大切な食事とは〜

ママは管理栄養士。その子どもたちは超偏食だった。 世間で正しいと言われるちゃんとした食事(カロリーや栄養素など)を伝えることが仕事だった私。その知識は全くわが子に通用しなかった。 そんな日々に悩み、そこからたくさんの気づきをもらっている真っ最中。そしてその記録 『食育』で育つのはカラダだけじゃなかった。 カロリーや栄養素よりも大切なことがあった。

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