しばらく頭の片隅に追いやられてた『陰陽五行説』
一時期は、ハマってよく本を読んだり、詳しい方の講座を受けたりしてたなー。
久しぶりに『陰陽五行説』の記事を書いてたら、またちょっと面白くて、私の中でまた再ブーム到来。
陰陽五行説って書くと、とっても堅苦しくてなかなか馴染めない感じがするんだけど。
『子どもを無条件に愛する』
『個性だと認める』
って素直にできたらいいんだけど、私はなかなかそれができなくて。
何か、『こうだから、そうなんだー』って納得できるものが欲しかった。
私にとっては、それが陰陽五行説だった。
東洋の思想では
『人間は自然の一部である』という考え方をもとに
陰陽五行は、自然界にあるものを
木 火 土 金 水
の5つの物質に分けられています。
水が木を育てて
木が火を燃えさせる
火は燃えたら灰となり土壌を肥やす
土壌の中から、鉱物を生み出し
鉱物は溶けると水になり水を生み出す。
こうやって、自然界はどんどん成長を繰り返し、繁栄していく。
でも、ずっとこれだと、留まることなく増えすぎてしまうので
木は土の養分を吸い取り
火は、金属を溶かす
土は水の流れをせき止め
金(刃物)は木を切り倒す
水は火を消すことができる。
こうやって、必要以上に増えすぎないように自然界のバランスを絶妙に保っている。
それぞれが単体で存在してるわけではなく、
お互いに繋がっていて、それぞれの働きをしているからこそ、
自然界は絶妙なバランスを保っている。
これを聞いた時、とにかく自然ってよくできてるなーって思った。
木は火になることはできないし
そもそも、火になろうともきっと思わない。
ただただ、自分であることに専念していて
自分のできる働きをすることで
自然界のバランスが保たれている。
人も自然界の一部であるのならば、それが当てはまる。
『なんでもできるようになることがいいこと』
『うまくできてる人を見ると、できない自分はダメだ!
自分もできるようならなきゃ』
こんな想いから、
自分以外の誰かになろうと努力をしはじめる。
そうしてるうちに
そもそもの自分がなんなのか、素質がわからなくなっちゃう。
私はそうだった。
いつの間にか、自分の好きなことも得意なことも苦手なこともわからなくなっていた。
少しずつ自分を知り、素質をしることで、好きなこと、得意なこと、苦手なことが少しずつわかってきた。
(正確にいうなら、思いだしてきた)
そしたら、
何がやりたいかさえ全くわからなかった私が
いつの間にか『やりたいこと』が自分の中から溢れでてくるようなった。
これが何より幸せなことだった。
同じ兄弟でも全然性格が違う子どもを育ててる中で
やっぱり人にも産まれながらに持っている素質が絶対にあると思う。
だから、無理してできないことをできるように頑張らせるよりも
(本人が克服したいと望むならサポートはしたいけど)
『持っている本来の素質を最大限に輝かせる』
自分にも子どもにもこんな風にできたらいいなって最近は思う。
『得意なこと』って誰から見てもすごいこと
って今までは思ってたけど
そんな特別すごいことなんかじゃなくて
『自分では当たり前にしてるけど、人からみたらすごいなー』
ってことなのかな。
そう思うと、頑張らなきゃ!って焦ってた気持ちがスッーと楽になる。
そして苦手なことは、素質じゃないこと。
今までは、
『人並みになんでもできる万能な私
子どももそうしなきゃ』
を目指してたけど、
得意なことをもっともっと活かして、
苦手なことは、認めて得意な人に助けてもらう。
私の苦手なことは、苦手って認めてあげる。
自分にとって苦手でも、それが『得意』な人が絶対にいるから🖤
こんな生き方にシフトしはじめて、
こんなにも周りの人は優しかったんだと気づいた。
特別なことができる私を目指さなくても
私が無理なくできることをしてるだけなのに
なぜか喜んでもらえる🖤
とっても心地よい世界。
私にとって、陰陽五行は、
自分のココロとカラダの素質を知るヒント
強み(本来持ってるもの)を活かして、
苦手は克服するのではなく(したいと望むならする)
認めて、助けてもらう。
こんなお互いに『ありのままの自分』でいることで助け合える人との繋がり。
ますます拡大していけるような活動がしたいな🖤
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