頭で食事をしない

私は、薬膳に出逢って食べ物に対する考え方が180度変わった。

私はずっと

知識を学べば学ぶほど、それがちゃんと行動にうつすことが正しいと疑うことなく思っていた。
(自分にあうかどうかよりも)


過去ふたりの妊娠中は、
(まだ薬膳の考え方を知らなくて)

なるべく添加物はとらないほうがいい

添加物は控えて

カラダを冷やさないように

授乳中も甘いものは控えて。

ほんとは、すっごい甘いものがほしかったり、

ポテトチップが無性に欲しくなったり

コンビニのおにぎりが美味しく感じたり

それでも、それはよくないことだからと正しいであろう食事をしていた。


正直、今思えば、葉酸や鉄分が多い食事を意識していたものの、それがカラダにどう影響していたのかわからない。

私はいつも心ではなく、頭で考えて食事をしていたのだ。


薬膳の考えをしって、

『自分がそれを食べてどう感じているのか?』ということを意識することの大切さを知った。


今回、かゆみが発症して、

頭で考えると

まず、前回同様に

添加物は控える

動物性のタンパク質は控える

小麦を控える

などトライしていただろう。
(全く効果はなかった)

今回は、とにかく感じることを意識してみた。

私が今食べたいと思うものは?


食べた時、心の底からおいしいーと感じるものは?

最近、無性に豚肉や牡蠣を食べた時、美味しいって感じる。

ごはんより、パンやパスタなど小麦製品が美味しい。


薬膳の視点から見ると、痒みは、

1 カラダが熱を帯びている

2 カラダの血が不足している

ことが原因となる。

後で調べてみると、

今は私が無性に惹かれる小麦は、カラダの余分な熱を冷ましてくれる。

そして、豚肉や牡蠣はカラダに血を補ってくれる食品だった。

今回は、知識よりも、自分の感覚を最優先して食事をしている。

そして、カラダの熱を冷ましながら血を補ってくれる漢方を主治医に相談して処方してもらった。

飲み始めて数日。

息子の時は日に日に悪化してたかゆみが、現状維持できてる。


薬を飲まなくても寝れるので、本当にありがたい。


妊娠、出産はとにかく、血をたくさん必要とするので、産後の抜け毛や不眠、イライラ予防のためにもしっかり感じるまま、血を補う食事を意識してみようと思う。





『ちゃんとした食事にしなきゃ!』をやめた管理栄養士。超偏食の娘が教えてくれてる本当に大切な食事とは〜

ママは管理栄養士。その子どもたちは超偏食だった。 世間で正しいと言われるちゃんとした食事(カロリーや栄養素など)を伝えることが仕事だった私。その知識は全くわが子に通用しなかった。 そんな日々に悩み、そこからたくさんの気づきをもらっている真っ最中。そしてその記録 『食育』で育つのはカラダだけじゃなかった。 カロリーや栄養素よりも大切なことがあった。

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