わが家の子どもたちは、
食べる食品がとても限られている。
幼稚園の給食は、毎日ごはんのみ。
おかず、野菜は全く食べず(揚げ物は時々食べれる)
野菜は野菜ジュースオンリー。
こんな娘に必死で食べさせようとしてた頃の私は毎日食事の時間は、怒ってばかりだった。
(最近は息子も偏食傾向)
そんな日々から娘は
笑顔が次第になくなり、
嘘をつくようになり
(食べてないのに食べたとか)
ひどい時は飲み込むこともできなくなった。
これはこのままでは、まずいと思い
もう、娘の食べたいものを食べればいいと娘のことを尊重するようにした。
娘の食べたくなる日が来ることを信じて待つことにした。
この段階で始めたブログ。
尊重はしてたけど、まだどこかで本心は
このままではいけないと思っていた。
でも、最近は、
食べるものに偏りがあることは、ダメなことという捉え方ではなくて
娘の個性だと思うようなった。
なんでそう思うようなったかきっかけはわからないけど
3人目が産まれてさらにそう思えるようなった。
同級生と比べると小さい娘もこうやって赤ちゃんと並ぶとこんなに立派に大きくなってるんだーって思った。
(泣き止んでるとおもったら、自分の指でおしゃぶりしてあげてた笑)
絵を描くのが苦手、スポーツが苦手と同じよう
色々食べるのが苦手な個性。
こう思えるようなった時
はじめにつけたブログのタイトル
『管理栄養士の子どもたちは超偏食でした』
にすごく違和感を感じるようなった。
画家の子どもでも、絵が苦手な子もいるし
スポーツ選手の子どもでもスポーツが苦手の子もいる。
でも、苦手なことがあっても他に得意なこともみんなあるはず。
私が食の仕事や勉強をしてきたからって子どもがなんでも食べるのが苦手でもいいじゃんって思えた。
そう思えると、過去学んできたことも無駄じゃないって思えた。
そして、必死で子どもたちに食べてもらおうとしてたことも
『もっと子どもたちを信じたらいい』と思えて
私の中で変な力が抜けてとても楽になった。
3人目は、1ヶ月検診で体重の増えが悪くて
指導をうけたり
まわりから『しっかり食べないと母乳でないよー』
とか言われる中で
この子の体重が増えないのは私のせいだって思った。
産まれて間もない頃から、
しっかり食べて母乳飲ませてあげなきゃ!ってプレシャーを感じてた。
3人子どもがいるけどみんな小柄で
いつも成長曲線と比較されて
指導を受けてきたから
私の中で
ちゃんと大きくしてあげきゃ!
食事の管理をきちんとしなきゃ!
子どもが小さいのは私のせいだって
思い込んで
自分で自分を追い詰めていたのかもしれない。
ということを3人目の1ヶ月検診を終えてみて思った。
4歳になった娘は
自分の意思で食べたいもの、食べたくないものを伝えてくれるようなった。
だから、個性としてもっと娘を信じて尊重して行こうと思う。
(まだ頭でわかってても、できてない日もたくさんあるけど、少しずつ)
なんでこんな私を困らすの!?って思ってたことも
ほんとは、私にもっと力抜いていいよー!
って教えてくれてるのかもって思うと
子どもたちが愛おしく思える。
うまくいかないことは頑張るんじゃなくて
ひとつひとつ人に頼ったり
握りしめてるものを手放したり
少しずつ力を抜いていくといいのかもしれないね。
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