自分の学んできた栄養に関する知識、経験が超偏食の娘に全く通用しない現実にしばらく悩んで
そこからなかなか抜け出せなくて
過去自分のやってきたことを責めていた時
旦那さんがこんな言葉をかけてくれました。
『自分の今まで知ってたやり方や方法が《今》通用しないならその過去のやり方をずっと握りしめるんでも捨てるでもなくて、一旦しまっておいたらいい。
そこにこだわっていたら新しいやり方はなかなか見つからない。
そして、ゼロから《今》通用するやり方や方法を探せばいい。
それは、今までのやり方とは全然違うものかもしれないから、はじめは怖いかもしれない。
でもその中で、もし今までのやり方が使えそうな場面があれば、だしてきて使えばいいだけ。
無駄なことは何にもないよ』
ゼロから『今』通用するやり方、方法を探せばいい。
それは今までのやり方とは違うかも知れないから、はじめは怖いかもしれない。
元々、予防医学に興味もあったし、何か違う視点で『食』と向き合いたいと学び始めたのが『薬膳』だった。
よく考えたら、この薬膳も『今』通用する私にとっては新しい方法の1つなのかもしれない。
今、月に1度くらいのペースで薬膳の講座を開催させてもらっています。
ただ、その中でみなさんからいただく感想の中に
『思っていたイメージと違いました』と言われることがあります。
きっと、みんなの思ってる薬膳はこんなの?
私の伝えてることは、
『自分を知る 自分に合うものを選ぶ』
という思いを軸に、スーパーにある身近な食材でのお話をさせてもらってます。
何度か講座を重ねるうちに(言ってまだ2回笑)
やっぱり薬膳って言ったらこんなのしたほうがいいのかな?なんて自分の方向性がわからなくなってきてました。
私は、いつも迷うと、『本当に大切にしたい思い、伝えたいこと』を忘れて本来の目的を見失ってしまう。
娘の時も、『元気で笑っていてほしい』
そのための食事なのに
いつの間にか
『野菜を食べさすこと、栄養バランスを整えること』が目的になって苦しかった。
今、薬膳の講座について、怖さや迷いがあるのは、きっと本当に伝えたいことを見失って、目先の『今度は講座でどんな料理を作ったほうがいいか』ばっかり考えてしまっていたからだ。
私は、こんな時は、
『自分の思いの原点を思い出して、戻る時間』がやっぱり必要です。
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